借金持ち・双極性障害者の日記

借金が130万円程度ある双極性障害者で冴えないWEB系エンジニアが病状を安定させ借金を返済させようとチャレンジしている日記です。

双極性障害の病前性格

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双極性障害の病前性格

全ての双極性障害の人がそうというわけではありませんが、双極性障害の人には、双極性障害になりやすい病前性格があるとも言われます。

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ドイツの精神医学者カールバウムの用語で、エルンスト・クレッチマーの提唱した循環気質という概念は双極性障害の病前性格として知られています。
また、「メランコリー親和性格」と提唱したテレンバッハは、躁病の病前性格として「マニー親和型性格」を挙げています。

双極性障害の病前性格にはどんなものがあるの?

循環気質

明るく活動的な気分と暗く落ち込んだ気分が交代して現れる人格のことを言います。
Wikipediaのエルンスト・クレッチマーの項では次のように記載されています。

一般的に社交的で善良、親切で暖かみのある性格の人である。 気分が高揚しているときはユーモアがあり活発に行動する。 その反動からか周期的に沈み込む時期がある。その状況に左右される思考は一貫性が見られず軽率+思慮が浅いといった面を持つ。その反面、理解は敏速で自己の過大評価におちいらない限り、社会で最も成功をおさめやすいタイプである。 対人関係においてこのタイプの人は、ユーモアに富んだ性格で人に好かれやすい。 人の間に入って潤滑油的な役割をはたす。
エルンスト・クレッチマー - Wikipedia

マニー親和型性格

不安定、自立的、非因習的、おおまか、空想豊富、寛大、大胆といった特徴で軽躁的な性格特徴と定義されています。

行動力の高さ・自立性の強さ・大胆な思い切りの良さ・多弁で饒舌・エネルギッシュ・意志の強さといった特徴があるそうです。

双極性障害の人の性格は結構魅力的

僕は昔、鬱だと思っていた時、自分は、メランコリー親和型の性格(非常に几帳面、生まじめ、完璧癖)だと思っていました。
鬱だと自分を責めるようなところもあるので、完璧にやりたいけど出来ない自分を責めたりし、メランコリー親和型の性格だと自分で思っていたのだと思います。

実際は、部屋の整理も適当なので、全然、几帳面だったりしないのですが。

双極性障害であることを受け入れている現在、自分は循環気質だと思っています。職場等ではパワハラをするような人がいない限り、人間関係は良好ですし、社交的で善良だとも思っています。躁でなければw。

なんにしろ僕が勝手に自分の性格だと受け入れている循環気質は魅力的な性格な部分もあると自分で思っています。

病前性格を知っていれば、日々の生活で色々対応出来ることもある

双極性障害などでは、病前性格は発病と関係ないという意見もありますが、どんな気質を自分が持っているにしろ、自分の気質を知っておくことは大切だと思います。
僕の場合は、発病前の状況というのはストレスのかかる状況でした。

多くの双極性障害の方にとっても、発病時の状況というのは、ストレスのかかる状況であった方が多いのではないかと思います。

僕の場合、社交的で善良な性格な循環気質であっても、正常な人間関係が構築できなかったのが発病の大元の原因だと思っています。

本来の双極性障害になる性格の人には魅力的な人も多いはず

双極性障害になる人の性格というのは比較的良い性格の人が多いのではないのでしょうか?

実際にTwitterにいる精神科医 青い薔薇先生は次のようなことをいっています。


まぁ、全ての人がそうではないのでしょうが、きっと病状が安定すればみんな素敵な人なのだと思います。

病気が安定すれば、全て好転するそんな性格をしている方も多いのだと思います。
そう思うと、少し気持ちが楽になるのではないでしょうか?