レキサルティ(ブレクスピプラゾール)という薬が認可された
Twitterなどを見ていると病状がまだ安定していない人多いですよね。
そんな人は、新しい抗精神薬の登場や認可を待ち伸びているのではないでしょうか?
今日は、米国で2015年8月から成人の統合失調症と大うつ病補助療法の2つの適応で販売され、大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:樋口達夫)が、統合失調症の治療薬として「レキサルティ錠®1mg、同2mg (一般名:ブレクスピプラゾール)」の国内における製造販売承認を1月19日に取得したレキサルティ(ブレクスピプラゾール)という薬について紹介します。
レキサルティ(ブレクスピプラゾール)とは?
レキサルティとは、アメリカで2015年8月から統合失調症と大うつ病の2つの適応で販売されている薬です。
2016年度の売上高298億円で、2017年度には売上高480億円が見込まれており、日本でも特許が切れたエビリファイの後継薬として期待されています。
日本では2017年1月に大塚製薬がブレクスピプラゾール(レキサルティ)として販売の申請をしています。
レキサルティ(ブレクスピプラゾール)の特徴は?
レキサルティ(ブレクスピプラゾール)は、SDAMという作用機序を持っています。
Serotonin-Dopamine Activity Modulatorを略してSDAMだそうです。
・ドパミン D2 受容体およびセロトニン 5HT1A 受容体にはパーシャルアゴニスト
・セロトニン 5HT2A 受容体にはアンタゴニスト
として働くそうです。なんじゃそら。
これによってレキサルティ(ブレクスピプラゾール)はドパミンやセロトニンの働きを整え、統合失調症やうつ病に対して効果を発揮すると考えられています。
エビリファイの後継薬として期待されているらしい
レキサルティ(ブレクスピプラゾール)は、エビリファイの後継薬として期待されているらしく、構造もよくにているそうです。
また、エビリファイの副作用が軽減されているらしくスーパーエビリファイとの呼び声もあるそうです。
エビリファイを副作用で断念した人などは、試す価値ありの薬なのではないでしょうか。
とにかく楽しみ
難しい話は、さておいて、とにかく病状が安定していない人にとっては、新しい薬の登場は楽しみなのではないでしょうか?
そんな僕も今セロクエルを飲んでいるのですが、糖尿病になったら、薬を出せないと言われています。レキサルティ(ブレクスピプラゾール)が糖尿で出せる薬なのかどうかわかりませんが、僕は、セロクエルのように鎮静作用のある糖尿病にも使える薬の登場を待ち望んでいます。
まだ、糖尿ではないのですけど。
新しい薬の登場によって、多くの方の病状が安定したらいいなと思いました。