ムズムズするのは抗精神薬を飲んでいるせいかも(アカシジア)
抗精神薬を飲み始めたばかりの人は知らない人もいると思いますが、抗精神薬を飲んでいるとアカシジアという症状に襲われることがあります。
じっとしていられないような症状なので、薬の減薬や変更が必要になってくるため、知っておきましょう。
アカシジアとは？
アカシジアとは、錐体外路症状（EPSという）による静座不能の症状のことを言います。
症状としては、むずむず脚症候群と同じ症状が出ます。
主な症状としては、次のようなものがあります。
・「体や足がソワソワしたりイライラして、じっと座っていたり、横になっていたりできず、動きたくなる」
・「じっとしておれず、歩きたくなる」
・「体や足を動かしたくなる」
・「足がむずむずする感じ」
・「じっと立ってもおれず、足踏みしたくなる」などなど。
僕のアカシジア体験
僕もアカシジアには大変苦しめられてきました。大抵夜の処方薬を飲んだ際にアカシジアに襲われるのですが、このアカシジアの症状が出ると足や体がムズムズして寝ることができません。
その結果、ムズムズしてイライラするだけでなく、ムズムズして寝られないため、不眠にもなってしまいました。
僕が、今までで一番アカシジアに苦しめられたのは、ジプレキサという薬だったのですが、この薬を飲んでいる際には、夜は薬を飲んだ後に過食とアカシジアに両方苦しめられ、血液検査の結果が悪くなる、夜は眠れないなどで大変な思いをしました。
どんな薬でアカシジアが出るの？
アカシジアの症状は主に抗精神薬で出ます。それ以外にも抗うつ剤、抗けいれん薬・気分安定剤や内科で処方されるような薬でもアカシジアが起こる場合があります。
どのような薬剤でアカシジアが出るか知りたい方は、こちらをご覧ください。
アカシジアが出たら？
アカシジアが出た場合は、まず、主治医と薬剤師に相談をしましょう。
精神科に通っている方で、アカシジアの症状が出た場合は、薬によって、体調が悪くなると主治医との関係もうまく行かなくなるということも考えられます。
だれでも体調をよくしたいと思っている薬で逆に体調が悪くなってしまうことは嫌です。
僕の場合、アカシジアが原因で主治医との関係が悪くなり、病院へ通うのをやめてしまいました。
僕のようなことにならないためにも、自分の症状をしっかり説明できるようにし、アカシジアであると主治医に認識してもらうようにしましょう。
僕も処方されたことがあるのですが、アカシジアを抑える薬がありますし、薬の減薬・薬の変更などの対応を主治医・薬剤師がしてくれるはずです。
