双極性障害の自殺率
双極性障害を患っている僕ですが、自殺を考えたことがあります。
まぁ、僕の場合、病歴が20年近くあるわけですが、なんとか生きてくることが出来ました。
僕が死にたいと思っていた頃
僕が、双極性障害を患って死にたいと思っていたのは、まだ通院を始めていなくてうつ状態で日々生活をしていた時です。
僕は、大学に5年間行きました。なんとか卒業をすることは出来たのですが、大学を留年した時に今まで生きて来たレールから外れてしまい、人生が終わったと思って自殺なんかをよく考えていました。
ドアのノブにタオルを巻いたりして、自殺出来るかなとか色々考えたり、実際にどんな感じなのかなと試して見たりしていました。
今でも、ふと死にたいことはありますし、電車なんかを待っている時に、駅に入ってくる電車にふっと引き込まれそうな感覚になることもありますけども。
双極性障害で死にたくなる時
双極性障害で死にたくなる時は、鬱のときがやはり危ないんだろうと思います。
僕の場合、大学の頃の鬱が一番危なかったのですが、あとこの時もやばかったなと思うのは、躁の時にやってしまったことの後始末をしていた時です。
躁の時に暴れた場所が、リアルの現場でも辛いと思うのですが、僕の場合、ネットでも躁で暴れました。
色々なところに色々なことを書き込んでしまって、その後始末をしていた時は、本当に情けなかったです。
ネットで本名なんかを書いて躁状態の時に暴れてしまうと、全世界に自分の暴走行為が公開されてしまうので、是非、皆さんも注意してください。
僕の唯一の救いは、ネットを本名でやっていないことでした。
躁の後始末をしている時のうつ状態の時、それ時も自殺の可能性が上がるのではないかと個人的に思います。
双極性障害の自殺率は?
双極性障害の自殺率は、年に0.4%が自殺でなくなり(Suicidal behaviour in bipolar disorder: risk and prevention. - PubMed - NCBI)、一般人口の20-30倍の自殺リスクで(Epidemiology of suicide in bipolar disorders: a systematic review of the literature. - PubMed - NCBI)、双極性障害の15-20%が最終的に自殺で亡くなる言われます(Epidemiology of suicide in bipolar disorders: a systematic review of the literature. - PubMed - NCBI)。
これだけ自殺率の高い病気にも関わらず、病歴20年の僕って結構すごいなと自分でも思ってしまうわけですが、色々なことも抱えつつ生きているこのブログの読者の方なんかもすごいなと思います。
鬱にも負けず、躁の時の暴走行為にも負けずに生きているわけだから。
自殺しないためには自己肯定感が大切だと思う
なんだかんだで僕が、自殺をそれほど深く考えなくなったのは、何歳になっても死がお迎えに来るまでは、人生は好転すると思うようになったことと、父親に逆縁にならなければ良いよと言われたことなどがあります。
人生、諦めなければ今より生活などを向上させることは、まだまだ出来ると思いますし、双極性障害の自分を自分で受け入れることも今は出来ています。
自分で自分の病気を素直に受け入れることが出来て以来、ふとした瞬間に考えることはありますが、ずっと1日自殺のことを考えるなんてこともなくなりました。
双極性障害でも生きていて良いし、幸せになる権利はある。そんなことを本当にあなたが大切に思っている人から言ってもらえると、自己肯定感も上がって、自殺なんてそんなに考えなくなるのではないかと思いました。